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¡BuenSuerte !vol.8~スピリチュアルボディーヒーラーAyako~

スピリチュアルボディーヒーラーAyakoです。旅は人生を楽しむ為のスパイス。実はそのスパイスにスピリチュアルな出来事は欠かせないのです。私が体験した「スピリチュアルな旅」の出来事をお話ししていきたいと思います!¡Buen Suerte !ブエン・スエルテ(スペイン語で「幸運を」ここでは「良い旅を」という意味で使用)

第8回 聖母マリア様との繋がりで・・・④ポルトガル・ナザレの黒いマリア様

驚きの誕生日を迎えた次の日、ファティマから「ナザレ」というリゾート地で1泊する事にしました。

2日間、私に付き合って貰った夫に、ポルトガルで美味しい魚料理を食べさせてあげたい!と、ポルトガルの首都リスボンへ向かう前に1泊する事に決めたからです。

この町を見つけたのは、ネットで調べている時に、親日家の店主が作る絶品の『あんこうのリゾット』のお店を知ったのと、「ナザレ」という町の名前が「4世紀にパレスチナのナザレから一人の聖職者が聖母マリア像を持ち込んだことにちなんで付いた(Wikipedia参照)」と知ったからです。しかも、その聖母マリア様は黒い色をしているという事で、これは是非お会いしたいと思いました。

ファティマからバスで1時間程走るとナザレはありましたが、なんと私達は乗り過ごしてしまい、到着のバス停より20分程遠くのバス停で降りる事に・・・。幸い降りたところは、歩けば1時間もかからない場所の様ですし、道は一本で迷う事もなく、スペインの巡礼で800キロ歩いていた私達は、歩けば何とかなるさぁ~!とちょっと普通の感覚ではなかったので、そこは気軽に考えましたが、実はこの時、私の我慢の限界状態の尿意がありまして・・・巡礼中は女性でも木陰に隠れてされている人は多かったのですが、私はどうしても出来なくて、2時間も早歩きをして我慢した事も。しかし、今回はまさか歩くとは考えていなかったので、とうとう茂みの中で夫を見張り役にいたしました。まぁ・・・気持ち良かったです!

約1時間歩いていると、先ほど見た光景とナザレと書かれた標識があり、やっとの事でホテルに到着しました。

ナザレはリゾート地でも、小さな漁業の町だと勝手に思っていましたが、凄くオシャレでいろんなお店やカフェが西を海にして沢山建ち並んでいました。また、街を一望出来る丘があり、丘の上には「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」という古い教会があり、この街の名前の由来ともなった黒い聖母マリア様が安置されています。

私達はケーブルカーで丘の上の教会へ。

黒い聖母マリア様を間近で観るには、1ユーロ程のお布施が必要だったので、他の観光客はあまり入っていませんが、私達はせっかくだからと、奥の部屋へ行ってみました。すると、ポルトガル独特の美しいタイルを貼っている素晴らしい部屋が続いていて、聖母マリア様の祭壇の前まで行けました。本当に美しい黒い聖母マリア様でした。私は夫と礼拝堂でボーっと眺めていて何故か気が抜けてしまいました。

教会を出るともうあっという間に夕方。丘からは夕日が美しく、波こそは高いものの、私の住んでいる近所の海岸の様に感じ、懐かしい気持ちで素晴らしい景色を観ました。

さて、肝心のもう1つのお楽しみ!「あんこうのリゾット」のお店です!が・・・その晩に限って貸し切りの為に臨時休業でした。私は夫とお店の前でうなだれ、「またここに来る為だよ!!」と慰め合い、地元の方が夕食を取っていた食堂で久しぶりの鯵の塩焼きを頂きました。これはこれで充分美味しかったです。

また、このナザレという町には、民族衣装をまだ着ているお年寄りが多く、おばあちゃんは短い色鮮やかなスカートを7枚重ね履きして、ハイソックスに、スカーフを頭に羽織って歩いています。旦那様の漁から無事に帰って来る様に願掛けの意味があるそうです。黒い色のスカートを履いているのは未亡人。しかし、ミニスカ!後ろから見ていると、どのおばあちゃんもキュートで可愛い!あぁ、民族衣装って素敵だなぁ~と感じました。

次の日のお昼には、このナザレを離れリスボンへ向かいました。リゾート地で素敵な漁師町の「ナザレ」。またいつか黒い聖母マリア様にお逢いし、あんこうのリゾットを食べるぞ!!

次回は、思わぬご縁でお会いすることの出来た、スペイン・モンセラット「黒い聖母マリア様」のお話です。

エナジーボディーヒーラーAyako

プロフィール

小学生までは祖母の影響でお寺によく通っていた。その頃、お遍路さんに対するお接待の心を知る。

思春期の頃は周囲の大人の考え方(特に教師)に馴染めず劣等感の塊で過ごす。

大学生で出合った沖縄へのフィールドワークで自分に自信というものが芽生える。

卒業後、突然の人生の転換期を迎え、自分を見失い鬱状態になる。

鬱状態から自分の力で抜け出した時にスピリチュアルヒーリングと出逢う。

現実社会とスピリチュアルの「中庸」をモットーに地に足の着いたスピリチュアリストを心がけている。

アクセス方法

Mail:pananu.wata@gmail.com

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