「スピリチュアルとリアル」 vol.13~吉永早希~
現実の世界をより幸せに生きるために必要なことは?「スピリチュアル」という言葉が世の中で浸透してきている今日この頃。見えないものが見えなくても、リアルな世界にいながらスピリチュアルなことを大切にしてよりハッピーに暮らすヒントをお伝えしていきたいと思います。

┃第13回 「いまここにとどまる時間」
前回の「内なる知恵」の話の時にもお伝えしましたが、
「いまここにとどまる」という体験は、不安が少なくなり安心するとよく言われます。
コンサル時代に忙しくてどうにもならなかった時、ランニングやヨガをすることで、頭の中のごちゃごちゃしていたことや、焦っていた気持ちをリセットしてスッキリした気分で「よし、仕事に行くぞ!」と思えるという体験がよくありました。
それまでも頭を使って答えを出そうとしたり、色々な方法を試したのですが、
私にとっては、「体を使う」という方法が日常をハッピーに過ごすために、シンプルで効果的なことが多かったんです。
それを思い返してみると、その状態の時は、何か(体の動きや呼吸)に集中していて「いまここにとどまる時間」を知らずと私なりに持てていた、ということなんだと思います。
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーでは、常に「いまここ」にとどまることをしていきます。
「いま、自分に何が起きているのか」を体の感覚から、それを話してもらいながらセッションは進んでいきます。
とてもシンプルなことですが、なかなか日常で「いまの自分」を感じることって難しいな、と自分でも思います。このセッションは、それを集中して感じていく時間になります。
最近、エグゼキュティブコーチ(男性)の方にセッションを受けていただいたのですが、
以下のような感想・フィードバックをいただいて、「なるほど!」と思ったことがありました。
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自分を大切にする時間。
自分自身を愛でる時間。
自分を知る時間。
バランスをとる時間。
忙しい中でも、こういう時間をとることで、
本当の自分自身を実感することができ、自己一致を感じることで、
結果として仕事のパフォーマンスも上がると思う。
例えば、
新しいものを作る人、例えばクリエーターやアーティストの人にとっては自分に戻る時間は、インスピレーションを得るためにとても必要なことで、
忙しい人、常に結果を出したいと思っている人にとっても、体と気持ちや、あらゆることでバランスをとる時間が必要だし、
人前に出る仕事の人、大勢の人の前で話をする人にとっても自分のセンターや軸を見つけるのに役に立つのではないかな、という意見もいただきました。
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私自身の体験では、過去の私のように、
どちらの方向に進んだらいいんだろう、と決断に迷ったり、
なかなか前に進めないなと感じるという人には、
自分はこうしたい!と思えるようになったり、
一歩踏み出す勇気を感じたりすることが多いと感じています。
そして、セッションの後、いただいた感想を振り返ってみて、
自分を好きになる。
自分を知る。
今の自分を受け入れる。
自分自身を感じる。
自分の軸を感じる。
バランスをとる。
仕事や立場によって、そして人によって、表現やとらえ方はさまざまですが、
「いまここにとどまる時間」を持つことが、
本当にあらゆる人にとって必要なことなんだなと感じました。
吉永 早希(フェニックス・ライジング・ヨガセラピー公認セラピスト)
☆プロフィール☆
札幌生まれ。Sophia Bliss(株)代表。20年間の東京暮らしを経て2015年に自然豊かな北海道東川町に移住。
企業でキャリア的な成功を目指す中で「何かが違う」と思い始めた30代の半ば。
そこから「自分とつながる」ことにフォーカスするセッションや講座、ヨガのクラスで学び始める。
自分の過去を見ていくこと、感情をリリースすることを徹底的に行うことで、現実が次々に変わっていく体験をする。
そこで「気づき」が「癒し」を起こすためにとても大切なものとして実感するように。
現在、北海道東川町と東京のサロンAroma Bliss Garden 恵比寿を行き来しながら「気づきを促す」ことにフォーカスしたヨガセラピーのパーソナルセッションや気づきのためのワークショップを行う。
フェニックス・ライジング・ヨガセラピー公認セラピスト
*サロン情報:Aroma Bliss Garden 恵比寿
https://www.facebook.com/aromablissgardenebisu/
*ヨガセラピー個人セッション
11月1日〜4日、11月中旬に東京でのセッションを予定しています。
<お問い合わせ・ご予約> http://soraone.com/top/inquiry/
*website: http://soraone.com/