生きる喜び、還る幸せ vol.5~セラピスト 井上妙子~
大いなるエネルギーと繋がっている私たちが、『生きている!』ことを存分に味わい本心で生きると、この地球はどうなるのでしょう??生きる捉え方と日々の暮らしのスパイスとなるお話しをしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

┃第5回「インとアウトのバランス」
あなたは温かく包み、背中を力強く押してくれるような経験をしたことはありますか?
陰陽、男女、光と影、弱さと強さ、集中とリラックス、、、、
一見対極にあるものが溶け合い、絶妙な心地よさと一体感を感じる時があります。
人間は、誰もが自分の鼓動という基本リズムを持っています。その基本リズムが整っていると肉体的にも精神的にも安定するといわれています。
そして、世界中の健康法が呼吸に行く着くように、自分の鼓動を整えるためには、「呼吸」に耳を傾けることです。
呼吸とは息を吐く、息を吸うというインアウトから成り立っています。
このインとアウトは様々なところに
存在しています。
私は心身と向き合うときに大切にしていることがあります。
それは、呼吸を合わせ、感じること、気づくことです。
身体と向き合う時、いつもは見過ごしてしまいそうな体の変化や反応に耳を傾けていきます。
誰かに触れられることで分かる痛みや違和感、疲れや硬さ。それを感じていくこと、受け入れていくことでより深く繊細な自分と内省を深めていきます。
触れられるまでは目に見えないものなので気づかなかったことかもしれません。
触れられることは、自分自身を味わう時間、自分と向き合う時間です。それによって感覚でわかる自分独自の気づきがあります。
内省していくこと、自分の体と対話していくことがインプットだとすると、
自分の全身全霊をかけて周りに表現することはアウトプットです。
話すこと、書くこと、踊ること、歌うこと、など行動を伴うものです。すべてを出しきる瞬間です。
出し切ることで伝え方や何をしたかったのか、どう使ったらできるのか、具体的な方法を手に入れていきます。
日々の中でインとアウトの循環があるということ、そのスイッチを入れ替えられることがわかると心身が驚くほど楽になります。
最初から中庸を見ようと焦るのでなく、自分の中のバランスがとれるイン(自分の内と対話できる時間)とアウト(伝えられること、表現できるもの)を体験していく。
真逆と思える振り幅を体験するほど、
揺さぶられますが自分で決めていた限界などちっちゃい枠だったことに気づくでしょう。
インスパイアされる人や物、出来事がありましたら是非かぶりついていきましょう。
インスパイアされ続けていくと、その中の雄大な中庸を体験することになります。
体験することでより自分の中庸が安定していきます。
苦しくなったらあなたのバランスが崩れてきているサインです。
自分の内側ばかり見つめていませんか?
周りに伝えることばかり頑張っていませんか?
陰と陽の中に中庸があります。
バランスを整えてあげると、自然と中庸になり心地よさが生まれます。行き詰まった時こそ視点を変えてあげましょう。しっかり好きなことに時間を使い、しっかりと本音を出しましょう。
セラピスト 井上妙子
*プロフィール*
看護・セラピスト歴16年 幼少時より看護師を目指す。患者さんと接するたびに浮かぶ問い、「病気ってなぜなるの?」を発端に、より一対一のコンタクトのとれるセラピストに転身。統合自然療法を学び、整体治療院、中医学医療、オイルマッサージなどジャンルを問わず経験を積む。その中で様々な不調を抱えた方々と出会い、知識や技術だけでなく心とのつながりを学んでいく。自身も感覚がわからなくなるほど心身を壊したことで、エネルギーをどう扱うかがとても大切なことを知っていく。経験とともに自然と体からのメッセージを読み取れるようになると、触れられることで癒され元気になる方が多くなってくる。現在はプライベートサロンでのケアとともに訪問看護リハビリに携わり、個性や残存機能を活かし、深く眠る心の声を解放し、より充実した日々を送るサポートをしている。
*サロン情報*
tico aroma&bodywork salon
http://ticocorolife.wixsite.com/aroma/home
*ワークショップ開催*
12月19日(火)10~13時 恵比寿
潜在意識にアクセスし、愛を解き放つワークショップ
https://www.facebook.com/events/290741604770431/?ti=icl
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