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「SPIIインタビュー」vol.3 リーディングセラピストMahoさん(第1回)


現在、『SPII』で連載コラムを書いていただいているリーディングセラピストのMahoさんにお話を伺ってきました。数秘術と手相による鑑定から、いまお守りいただいてる神様からのメッセージを伝えるという、独特だけれども、非常にわかりやすいセッションを行うに至った背景や、皆さんが日常的に神様と接する方法などについて話していただきました。これから3回シリーズでお伝えしていきます。

生まれ育った町、真鶴

神奈川県の真鶴町で生まれて、現在も住んでいます。

海と山に囲まれた半島の町。狭い町なので閉鎖的で、人間関係も含めてなにかと窮屈だったので、むかしはあまり好きではありませんでした。でも、人と自然が譲歩しあっているというか、例えば、いまでも半島の森には街灯がなかったりします。それは、明るいと近くにいる魚が夜、眠れなくなってしまうから。もちろん、木々の生体バランスも崩れるのでしょうが、「森が魚たちを育ててるんだ」って漁師さんたちも言ってるくらいです。海と山と町が隣接しながら共存しあってる、それが真鶴の特徴であり、私も含めた真鶴の人たちを育んでいる環境となっていると思います。

町の主な産業は漁業と石材業。そんな町で育ったので、自然と接する機会も多く、子供の頃から、与えられたものではなく、落ちてる木でゼロから遊びを作り出したりしていました。そうやって過ごしてきたからこそ、自ずと自然に対する信仰心も強くなっていったんだと思います。

貴船神社

私は、子供の頃からいわゆる「見える子」でした(笑)。特に、幽霊とか怖い系にチャンネルが合っていたのですが、親から気持ち悪がられたりもしたので、あまりそういうことは言わないようにしていました。でも、結婚して、出産して変わりました。新しい命を生み出した瞬間に、自然と私はひとつなんだって腑に落ちて、神様とか自然界とかと繋がれるようになったんです。さらに、後にお話するように、そのチャンネルが増えると、なにか天から用意されたような不思議なことが起こるようになってきたので、段々、そういった「能力」についても隠さないようになってきました。

ひょっとしてこれも真鶴で生まれ育ったから培われた感覚なんでしょうかね。

そういう体験がいまのセッションにも生かされていると思います。

教えてくれたのは伏見稲荷さん

以前勤めていた湯河原のホテルの駐車場の一角に、誰も手を入れていないお稲荷様がありました。私は、祖母から「お稲荷さんは怖いから手を出すな」と言われていたので、見て見ないふりをしていたのですが、あるとき、支配人から「お稲荷さんの面倒をみてくれ。やれるのはあなたしかいないから。」と言われてしまったんです。

困惑した私は、知り合いの神社の宮司さんに相談をしたのですが、「大丈夫、大丈夫。お稲荷さんだからと言って、特別に怖がることはないから。これは、神様からのお願いなんだから素直に受けなさい。」と、私の恐怖心を払拭してくださいました。

その後、結局、5年ほどそのお稲荷様の面倒を見させていただきました。

最初、お社の扉を開けた際には、中は荒れ果てていて、お札も薄汚れていたので、京都の伏見稲荷様にお願いをしてお札を送っていただきました。そして、きれいにお掃除をしたうえで、毎日、お水と榊を替え、毎月1日と15日にはお神酒とお塩を替えるなど、お手入れを続けさせていただきました。

しかし、私がお手入れを始めて数か月後、台風でお社が飛ばされてしまい、新たにお社を建て直すことになったんです。新しいお社にはお魂入れの神事を行う必要があるのですが、当初立てた日程が流れて、結局、偶然に私の誕生日に、さらに支配人の都合も悪くなるなどして、私と宮司さんの二人で、私の名前で奉納させていただくことになったんです。お社を立て直すことになったことも、私の誕生日に私の名前でお魂入れをさせていただくことになったこともすべてお稲荷様のお導きだったのでしょうか、そういったシンクロニシティが起こったあとは、仕事上で辛いことが起こったときも、お稲荷様が守ってくださっているんだと感じざるを得ないようなことが頻繁に起こるようになったのです。

伏見稲荷様とは、その後、毎年、お札のやりとりはさせていただいていたのですが、なかなか伺う機会は作れずにいました。しかし、訳あって転職することになった際に、ちゃんとご挨拶に伺おうと京都に行ったのですが、伏見稲荷の一番上に眼力社というところがあって、そこに「謙虚と感謝」という言葉が書かれていたんです。その文字を見た瞬間、すべてがつながって、パッとひらめきがありました。

日本には古くから自然信仰がある。石にも草にも命が宿っていて、それが神様につながっている。また、私たち人間もその自然の一部であり、決して強者ではない。人間も自然のなかで生かされている存在であり、みんなその意識にたどり着かないといけないと。

さらに、神様はいつも私たちに色々とメッセージを伝えてきてくださっている。気付くチャンスは平等に与えられているのに、それに気づいていない人が多過ぎる。そういったことを私が伝えることによって、みんなもっと楽になるはずだ。神様からのメッセージを拾い上げて、気づかせることが私の仕事になるだろうって感じたんです。そのことが、いまのリーディングセラピストのお仕事を始めるきっかけとなりました。

それ以来、私は、ずっと「謙虚と感謝」という言葉を胸に刻みながら日々を過ごしています。

(第2回につづく)

リーディングセラピストMaho

*プロフィール*

幼少の頃より視えない存在とコンタクトを取る能力を持ち、様々な霊体験を経験する。

しかし、その恐怖心と信じてもらえないもどかしさから、周りに気付かれないように生きる事を覚える。

成長と共に、コンタクトの先が霊などから神様や歴史上の人物に変わる事により、視えない存在との関わりを楽しめるようになる。

神社仏閣に足しげく通うようになると、1つの欲求が生まれ、『この力を人の為に役立てたい』と思い始め今に至る。

視える視えないだけに偏らず、数秘術や手相という統計学を取り入れ、現実界とスピリチュアルの程よい距離感がつかめるようになるためのセッションを心掛けている。

*アクセス方法*

mail:maho.spirituality@ezweb.ne.jp

https://www.facebook.com/readingmaho/

http://s.ameblo.jp/reading-maho

http://line.me/ti/p/%40fdh0635s

*イベント情報*

8/9 塚原 PuaPua セッション会

8/20 長野県諏訪市 未来プロジェクト 出店

8/27 真鶴なぶら市 出店

9/2(土) 千葉県香取市『小見川の蔵の日』出店 9/12(火) 湯河原町 『ご縁の杜マーケット』出店 9/17(日) 『第12回 横浜ヒーリングマーケット』出店 9/23(土) 東京都八王子市 Cafe' Roju 『占いイベント~手相 リーディングセラピー~』出店

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